ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで 中公新書 寺尾隆吉 中央公論新社ラテン アメリカ ブンガク ニュウモン テラオ,リュウキチ 発行年月:2016年10月 予約締切日:2016年10月18日 ページ数:227p サイズ:新書 ISBN:9784121024046 寺尾隆吉(テラオリュウキチ) 1971年、愛知県生まれ。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。
メキシコのコレヒオ・デ・メヒコ大学院大学、コロンビアのカロ・イ・クエルボ研究所とアンデス大学、ベネズエラのロス・アンデス大学メリダ校などで6年間にわたって文学研究に従事。
フェリス女学院大学国際交流学部教授。
専攻は、現代ラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 リアリズム小説の隆盛ー地方主義小説、メキシコ革命小説、告発の文学/第2章 小説の刷新に向かってー魔術的リアリズム、アルゼンチン幻想文学、メキシコ小説/第3章 ラテンアメリカ小説の世界進出ー「ラテンアメリカ文学のブーム」のはじまり/第4章 世界文学の最先端へー「ブーム」の絶頂/第5章 ベストセラー時代の到来ー成功の光と影/第6章 新世紀のラテンアメリカ小説ーボラーニョとそれ以後 文学は社会にいかなる影響を与えたのかー一九六〇〜七〇年代に旋風を巻き起こし、世界に強い衝撃をもたらしたラテンアメリカ文学。
その潮流はどのように生まれ、いかなる軌跡をたどったのか。
ボルヘス、ガルシア・マルケス、バルガス・ジョサ、ボラーニョら作家の活動と作品はもとより、背景となる歴史、世相、出版社の販売戦略なども描き出す。
世界的ブーム後の新世代の台頭にも迫った本書は、広大で肥沃な新しい世界へ読者を誘うだろう。
ブックガイドにも最適。
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