ぼくはスピーチをするために来たのではありません [ ガブリエル・ガルシア・マルケス ]
ガブリエル・ガルシア・マルケス 木村栄一 新潮社ボク ワ スピーチ オ スル タメニ キタ ノ デワ アリマセン ガルシア・マルケス,ガブリエル キムラ,エイイチ 発行年月：2014年04月30日 予約締切日：2014年04月25日 ページ数：205p サイズ：単行本 ISBN：9784105090197 義務の学校／どのようにして私はものを書きはじめたか／あなた方がおられるので／もうひとつの祖国／ラテンアメリカの孤独／詩に乾杯／新しい千年に向けての言葉／ダモクレスの大災厄／不滅のアイデア／新しい千年への序言〔ほか〕 大の付く「講演恐怖症」で知られる作家が止むことを得ず生涯に22回だけ、文学、友情、軍隊、独裁者、教育、ジャーナリズム、祖国、スペイン語、ラテンアメリカ、そして世界人類が抱える切実な課題を、具体的なエピソードと数字を挙げながら真摯かつ自在に壇上から語りかけた。
宿命的なその人生模様と思想上の確固たる信念をにじませる肉声の記録。
本 人文・思想・社会 文学 その他
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せわしない銃声が響き、白熱した薬莢が飛ぶのは見えるけれども、石と化して瞬間的に不死身になったのか、密集した群衆のあいだにはかすかな身動きも感じられず、また声ひとつ洩れなかったので、機関銃にはおもちゃの火薬玉がこめられているとしか思えなかった『百年の孤独』G.ガルシア＝マルケス
@Describegravity 2018/08/01 20:30
ガルシア＝マルケスを読むときは、じいちゃんの文学だと思えばいいわけだ。
モダン・ジャズ、ボサノバ、音列主義はじいちゃんの音楽で、ポップ・アートはじいちゃんの美術。@kedardo 2018/08/04 16:53
おお！ この書評はちょっと面映ゆいですが、いまのぼくでは書けない勢いがあって非常に面白い。恩田陸、大原まり子、イサベル・アジェンデというつながりで、あの小説の魅力へアプローチしている。
もちろん、ガルシア=マルケス『百年の孤独』に… https://t.co/zjxxn78o7d@ShindyMonkey 2018/07/29 17:05
